（写真：X/Akothari）

ＭＳによりますと、米ＩＴ企業クラウドストライク社のセキュリティーソフトが動いているサービスが影響を受けました。クラウドストライク社は問題を修正したとしており、サイバー攻撃が原因ではないと説明しました。

ロイター通信などによりますと、不具合によって、ドイツ・ベルリンの空港では一時的に技術的な障害のため全便の運航を停止しました。オランダやチェコ、フランスなどの空港でも影響が生じました。

米国では、アメリカン航空やデルタ航空など大手航空会社の航空便が「通信上の問題」によって出発できない状態となりました。

英国では病院で患者の情報にアクセスする機能に影響したほか、民放スカイニューズ・テレビの放送が一時中断されました。オーストラリアでも公共放送のテレビ放送で一時映像が流せない状態となりました。

２６日に開幕を控えたパリ五輪を巡っても、組織委員会が限定的ではあるが影響があるとの見方を示しました。チケット販売に関するシステムについては問題ないといいます。（sankei.com）